2006年01月23日
性懲りも無く…
先週一週間はずっと風邪気味で調子が悪く、日曜日は自宅で完全休養のつもり、だったのだが・・・
のどの風邪程度、私自身がもう十数年も患っている病気に比べると大した事は無い。
この病気、聞くところによると、、、
完治率がきわめて低く死ぬまで治らないと言われている。
それは・・・・・
【釣り中毒】
私などまだ軽症の方だと思うが、それでも今年6回目の禁断症状が出てしまった(笑)
もともと出掛けるつもりは無かったのだが・・・
先日初めて使ったクーラーに亀裂が入っていたので、これを買った某ディスカウントストアーに相談に行く事にした。クーラーを持って行くなら、釣り道具一式とりあえず車に積んで、と...(^^;
・・・ということで、ずいぶん前に買った(去年の10月)クーラーだったが、自分としては手荒な扱いもしてないし、「割れた原因が思い当たらないので…」と相談したところ、「申し訳ないですが同品の在庫がないので…」と言われて、あっさり返金ということで応じてくれた。
損したのか得したのか・・・
とりあえず、帰ってきたお金でまた新しいクーラーを買うとしよう。
さて、前置きが長くなってしまったが・・・・・
この日出掛けたのは、不知火海沿いの津奈木町。この港は平国漁港で、この辺りでは比較的規模の大きい港で釣りの好ポイントになっているのだが・・・釣り人のマナーの悪さも群を抜いている。港の入り口はゴミの山で常に異臭が漂っており、防波堤の上は撒き餌が散乱しまことに汚い。
そのせいかどうか知らないが、最近になって一般人の立ち入りが禁止となってしまった。ゴミを捨てるのは釣り客に限った事ではないが、あのような惨状からからすると、やむを得ない事だろう。
・・・と、これもまた余談になってしまったが、
この日は北西の季節風が少々強く、港の中は波静かなものの、
港の外はご覧のように白波が立って、風がまともに吹きつけてきます。
ライトタックルのルアーではなかなか釣りづらく・・・ルアーを投げても風に押し戻されるし、ラインは風に煽られるまま。アタリもほとんど分かりません。
しばらく竿を出してみたものの、どうにも釣れそうな雰囲気ではない(←なんの根拠も無い)ので、岬の付け根の風裏のポイントに移動した。
風裏のポイントに入ると、波も穏やかです。しかし、私はこの場所で魚を釣ったことは無い。
ロケーションとしてはなかなか良いのだが。。。
この日は明確な狙いがあって出てきたわけじゃないのだが、とりあえず「メバル」でも釣れないかな?という非常に甘〜い考えでおりました。しかし、ポイントもロクに知らずメソッドもよく分からないのに釣れるほど、世の中甘くはありません。
しばらく粘ってみたものの、当然アタリは全くありません。
こういう場所…岩礁帯の底層を狙えば、アラカブが高確率でヒットしてくるのは分かってますが、根がかりする率も同じぐらい高いので・・・
それでも、何も釣れないので狙いをアラカブに変更し、ソフトルアーで底層を探ってみます。この辺りは水深の変化のある岩礁帯で、ルアーの感触から海藻もけっこう生い茂っているようです。
・・・と思っていたら、根がかり!!
でも慌てない。一度ラインを思い切って緩め、再び思い切ってロッドをあおってみると外れる場合が多い。
ラインを通してゴツゴツとくる感触は、ルアーが海底の岩を叩いているところで、何となくモゾモゾとした感触は海藻が生えている場所だろう。
そのうちに…また根がかり!!
今度はラインを緩めても外れない。仕方がない、ラインを手で引っ張ってみる。グゥーッと重くなるこの感触は海藻かも?じわじわ引っ張ったらそのうちフッと軽くなったが、まだラインの先にはルアーの重さが感じられる。どうやらライン切れせずに外れたようだ。
こういう海藻が多いところはメバルのポイントになりそうなのだが・・・いきなりルアーでチャレンジしても、状況を判断するのはやっぱり難しい。
魚は居るがウデが悪くて釣れないのかも知れないし、ただ単に活性が低いだけなのかも知れない。何にしても、新規開拓ってのは難しいもんです。
やがて陽も沈みかけて、風はますます強さを増し、寒さが身にしみてきます。
不知火海のような内海は荒れても大した事はありませんが、場所によっては風が異常に強く吹いたりします。この岬の突端も強風が吹き抜け、波が磯を洗って行きます。
それで、しばらく底層を探っていたら、何やらモゾモゾしたアタリが・・・
素早くアワセを入れてリールを巻くが、最初は「ゴミか?海藻か??」と思うほど魚の感触がしない。しかし・・・ルアーをくわえて上がってきたのは、やや小振りの腹ボテのアラカブ君(カサゴ)でした。
ご覧のようにお腹がパンパンに膨らんでいます。そろそろ産卵期が近いのかも知れません。アラカブは卵をお腹の中で孵してから稚魚を産む魚だそうで、簡単に釣れる割には稚魚の数も少なく、成長するのにも数年掛かるそうです。
・・・ということで、この日唯一の釣果でしたが型的にももうひとつだったのでリリースしました。春になって稚魚をたくさん産んで欲しいものです。
その後は・・・またも根がかり!!
今度はどーやっても外れず、手で引っ張ったところ・・・ラインシステムがプッツン。糸が完全に切れてしまいました。根がかり覚悟のソフトルアーとは言え、やっぱりラインが切れるとガックリです。
このところ中途半端な釣りが多いような気がしますが、とりあえず【中毒症状】(笑)も治まったし、もう日も暮れて寒くなってきたので、これを機に納竿。
釣りの方は次回に期待するとして・・・また一週間、仕事頑張ろう。
ちょっとハードな一週間になりそうですが。。。
のどの風邪程度、私自身がもう十数年も患っている病気に比べると大した事は無い。
この病気、聞くところによると、、、
完治率がきわめて低く死ぬまで治らないと言われている。
それは・・・・・
【釣り中毒】
私などまだ軽症の方だと思うが、それでも今年6回目の禁断症状が出てしまった(笑)
もともと出掛けるつもりは無かったのだが・・・
先日初めて使ったクーラーに亀裂が入っていたので、これを買った某ディスカウントストアーに相談に行く事にした。クーラーを持って行くなら、釣り道具一式とりあえず車に積んで、と...(^^;
・・・ということで、ずいぶん前に買った(去年の10月)クーラーだったが、自分としては手荒な扱いもしてないし、「割れた原因が思い当たらないので…」と相談したところ、「申し訳ないですが同品の在庫がないので…」と言われて、あっさり返金ということで応じてくれた。
損したのか得したのか・・・
とりあえず、帰ってきたお金でまた新しいクーラーを買うとしよう。
さて、前置きが長くなってしまったが・・・・・
この日出掛けたのは、不知火海沿いの津奈木町。この港は平国漁港で、この辺りでは比較的規模の大きい港で釣りの好ポイントになっているのだが・・・釣り人のマナーの悪さも群を抜いている。港の入り口はゴミの山で常に異臭が漂っており、防波堤の上は撒き餌が散乱しまことに汚い。
そのせいかどうか知らないが、最近になって一般人の立ち入りが禁止となってしまった。ゴミを捨てるのは釣り客に限った事ではないが、あのような惨状からからすると、やむを得ない事だろう。
・・・と、これもまた余談になってしまったが、
この日は北西の季節風が少々強く、港の中は波静かなものの、
港の外はご覧のように白波が立って、風がまともに吹きつけてきます。
ライトタックルのルアーではなかなか釣りづらく・・・ルアーを投げても風に押し戻されるし、ラインは風に煽られるまま。アタリもほとんど分かりません。
しばらく竿を出してみたものの、どうにも釣れそうな雰囲気ではない(←なんの根拠も無い)ので、岬の付け根の風裏のポイントに移動した。
風裏のポイントに入ると、波も穏やかです。しかし、私はこの場所で魚を釣ったことは無い。
ロケーションとしてはなかなか良いのだが。。。
この日は明確な狙いがあって出てきたわけじゃないのだが、とりあえず「メバル」でも釣れないかな?という非常に甘〜い考えでおりました。しかし、ポイントもロクに知らずメソッドもよく分からないのに釣れるほど、世の中甘くはありません。
しばらく粘ってみたものの、当然アタリは全くありません。
こういう場所…岩礁帯の底層を狙えば、アラカブが高確率でヒットしてくるのは分かってますが、根がかりする率も同じぐらい高いので・・・
それでも、何も釣れないので狙いをアラカブに変更し、ソフトルアーで底層を探ってみます。この辺りは水深の変化のある岩礁帯で、ルアーの感触から海藻もけっこう生い茂っているようです。
・・・と思っていたら、根がかり!!
でも慌てない。一度ラインを思い切って緩め、再び思い切ってロッドをあおってみると外れる場合が多い。
ラインを通してゴツゴツとくる感触は、ルアーが海底の岩を叩いているところで、何となくモゾモゾとした感触は海藻が生えている場所だろう。
そのうちに…また根がかり!!
今度はラインを緩めても外れない。仕方がない、ラインを手で引っ張ってみる。グゥーッと重くなるこの感触は海藻かも?じわじわ引っ張ったらそのうちフッと軽くなったが、まだラインの先にはルアーの重さが感じられる。どうやらライン切れせずに外れたようだ。
こういう海藻が多いところはメバルのポイントになりそうなのだが・・・いきなりルアーでチャレンジしても、状況を判断するのはやっぱり難しい。
魚は居るがウデが悪くて釣れないのかも知れないし、ただ単に活性が低いだけなのかも知れない。何にしても、新規開拓ってのは難しいもんです。
やがて陽も沈みかけて、風はますます強さを増し、寒さが身にしみてきます。
不知火海のような内海は荒れても大した事はありませんが、場所によっては風が異常に強く吹いたりします。この岬の突端も強風が吹き抜け、波が磯を洗って行きます。
それで、しばらく底層を探っていたら、何やらモゾモゾしたアタリが・・・
素早くアワセを入れてリールを巻くが、最初は「ゴミか?海藻か??」と思うほど魚の感触がしない。しかし・・・ルアーをくわえて上がってきたのは、やや小振りの腹ボテのアラカブ君(カサゴ)でした。
ご覧のようにお腹がパンパンに膨らんでいます。そろそろ産卵期が近いのかも知れません。アラカブは卵をお腹の中で孵してから稚魚を産む魚だそうで、簡単に釣れる割には稚魚の数も少なく、成長するのにも数年掛かるそうです。
・・・ということで、この日唯一の釣果でしたが型的にももうひとつだったのでリリースしました。春になって稚魚をたくさん産んで欲しいものです。
その後は・・・またも根がかり!!
今度はどーやっても外れず、手で引っ張ったところ・・・ラインシステムがプッツン。糸が完全に切れてしまいました。根がかり覚悟のソフトルアーとは言え、やっぱりラインが切れるとガックリです。
このところ中途半端な釣りが多いような気がしますが、とりあえず【中毒症状】(笑)も治まったし、もう日も暮れて寒くなってきたので、これを機に納竿。
釣りの方は次回に期待するとして・・・また一週間、仕事頑張ろう。
ちょっとハードな一週間になりそうですが。。。